お役立ち情報
ビルメンテナンス業者が選ぶ!大阪のおすすめ特殊清掃業者5選
孤独死により遺体発見が遅れた部屋や、事故・事件で人が亡くなった現場の清掃は、一般人にとっては困難な状況です。そこで頼りになるのが「特殊清掃業者」の存在。今回は、ビルメンテナンス業者から見ておすすめできる大阪の特殊清掃業者を5社ご紹介します!
ビルメンテナンス業者がおすすめする!大阪の特殊清掃業者5選
特殊清掃業者として専門技術力が高い業者を5社ご紹介します。
豊かな経験とノウハウを持つ企業なので安心して清掃を任せられるでしょう。
気になる企業があればホームページを確認したり、直接問い合わせをしてみましょう。
①ダイウン株式会社
〒580-0013 大阪府松原市丹南1-482 内藤ビル4階
TEL:0120-711-050
②メモリーズ株式会社
〒590-0907 大阪府堺市堺区緑町2-121-2
TEL:0120-232-580
③関西特殊清掃士センター
〒536-0005 大阪市城東区中央2-13-25
TEL:0120-79-8818
④株式会社マックライフ(特殊清掃 ランテノーヴ)
〒532-0011 大阪市淀川区西中島4-6-24 大拓ビル9号館5階
TEL:0120-243-102
⑤株式会社プロアシスト
〒567-0036 大阪府茨木市上穂積4丁目2-12
TEL:0120-26-0410
特殊清掃の費用相場
特殊清掃とは、床上清掃、薬剤消臭、害虫駆除、オゾン脱臭など複数の作業を組み合わせて行います。各作業の価格を足して見積もりを出す業者もあれば、必要作業をひとまとめにしてパック価格を提示している業者もあります。
また、特殊清掃では、現場の状況が費用を左右する大きなポイントです。
例えば、遺体発見までの経過日数、亡くなった場所、遺体の腐敗状況によって、作業の範囲や手間が異なりますし、あまりに汚れがひどい場合は特殊作業が必要になるので、その分追加費用がかかります。
あと、部屋全体に染みついてしまった臭いは、清掃だけで完全に消し去ることはできません。臭いを全て消すためには、臭いが染み込んだ遺品も同時に整理する必要があります。そのため特殊清掃には、遺品整理がセットされることが多いです。
下記でご紹介する費用は、複数の特殊清掃業者のホームページを確認し、掲載されていた最低価格をまとめました。
先述の通り、費用は現場の状況によって大きく異なりますので、ご紹介する相場はあくまで目安でありますが、ぜひ参考にご覧ください。
■特殊清掃(血液・体液・腐敗液・汚物撤去)…3万円~5万円
■薬剤による消臭・消毒…1万円~3万円
■害虫駆除…1万円~1.5万円
■畳の撤去(1枚) …2500円~3000円
■オゾン脱臭・消臭(1日)…1万円~3万円
■遺品整理(一般的には、部屋の広さや状態、遺品の量を踏まえて決定されます)
1K 3万円~5万円(作業人数1~2名)
1DK・1LK 5万円~6万円(作業人数2~3名)
1LDK 7万円~8万円 (作業人数2~3名)
2DK 10万円~12万円(作業人数3名)
2LDK 13万円~15万円 (作業人数3~4名)
3DK 16万円~18万円 (作業人数3~5名)
3LDK 20万円~ (作業人数5名)
4DK 23万円~ (作業人数6名)
特殊清掃業者を選ぶ時に確認したい6つのポイント
1.高い技術力を持つ専門業者である
特殊清掃の現場の汚れや臭いは、簡単には落ちません。そのため、清掃には高い技術力を要します。技術力が伴わない業者では脱臭しきれずに、トラブルにつながることも少なくなりません。
また、特殊清掃の現場では、臭いを消すために薬剤の散布やオゾン脱臭が必ず必要ですが、それだけの対応だと十分ではありません。
数ある業者の中には、薬剤やオゾン脱臭にのみ力を入れている業者もありますが、できればフローリング、畳、浴槽など、部屋の各部分ごとに適切な技術を持ち合わせた業者を選ぶことが大切です。
2.設定されている価格が相場内である
一般の方のほとんどは、特殊清掃業者に関して詳しい知識はありません。知識がないことにつけこんで、相場よりも高額な価格を提示する悪質な業者が存在するので、注意が必要です。
特殊清掃を依頼する方は、急ぎで清掃を行ってもらいたいというのが本音だと思いますが、サービスを頼む際はできれば複数の業者に見積もりを取り、冷静に業者を選ぶことをお勧めいたします。
3.アフターサービスが充実している
アフターサービスが充実しているのかどうかも大切なポイントです。
特殊清掃の終了後は、汚れや臭いはすっかり取れ、きれいになっているように感じます。しかし、しばらくすると再び悪臭が発生したり、ハエなどの害虫被害が出たりといったことが実際にあります。
万が一そのようなことが起きてしまった場合、アフターサービスがない業者だと追加料金を請求されることがあります。そうしたことにならないためにも見積もり依頼の際は、アフターフォローについても確認しておくと安心です。
4.資格保持者のスタッフがいる
特殊清掃に関する資格の中で、特に「事件現場特殊清掃士」は全国的に認知されている資格です。民間の資格ではありますが、資格取得には、特殊清掃の専門知識や技術を習得し、試験に合格する必要があるので、特殊清掃の現場において役立つ資格であることは間違いありません。
実は特殊清掃の作業というのは、遺体の血液からの細菌感染や、害虫を介して感染する恐れがあるため、知識を持たずに行うことは大変危険なのです。
また、特殊な汚れや臭いの除去にも、スキルと経験が欠かせません。そうした点から、専門知識と技術を備えた事件現場特殊清掃士が在籍している会社は安心といえます。
同時に、臭気判定士、医療環境管理士、防除作業監督者、1級葬祭ディレクターなどの資格を持った方が所属していると、特殊清掃をよりスムーズに進めてもらえることでしょう。
5.作業内容や清掃完了の状態を、明確に提示してくれる
どのような薬剤、清掃機材、清掃方法を用いるのか、またどこまでが作業の範囲なのかを明確に提示してくれる業者は信頼できるといえるでしょう。
また、どのような状態で清掃完了となるのか、業者と目線をしっかり合わせておくことも、後々のトラブルを防ぎます。
特殊清掃で特に多いトラブルは「悪臭」が残っていること。悪臭が残っていては、建物の資産価値は下がってしまいます。
どこまでの状態がゴールなのか目線合わせができていなければ、作業完了状況に納得がいかない場合に、追加作業が発生して追加料金を取られるといったトラブルにつながる可能性もあります。
また、作業料金が安いと思い依頼したものの、思っていたよりもキレイにならなかったことで、他社にもう一度依頼するはめになり、結果的に清掃作業の費用が膨らんでしまった、という事例もあります。そうならないようにするために、事前に作業内容の詳細確認をしておきましょう。
6.24時間365日対応が可能である
特殊清掃のニーズは急を要することが多いです。ビルのオーナーさんにとっては、早急に対応をしてもらえる24時間365日受付対応が可能な業者はありがたいですね。
ただし、注意点としては、ホームページ内で24時間365日の対応と記載しておきながら、まずは一旦簡単な受付だけを行い、実際の対応には時間を要する業者もあります。
最初の問い合わせの際に、今後の具体的な流れや、訪問や作業時期の目安を確認しておくと、スケジュールのイメージがつかみやすいですよ。
最後に
近年、特殊清掃業者は増えているようで、その背景には、少子高齢化による孤独死の増加があります。孤独死を迎えてからしばらく発見されなかったご遺体は、想像を絶する惨状といいます。
実際にそんな現場を目の当たりにすることになれば、大変なショックを受けることでしょう。動揺した状態で、特殊清掃業者選びをすると冷静な判断が難しくなることも考えられます。
ビルのオーナーさんは、万が一の事態に備えて、事前に特殊清掃業者の情報収集を行い、信頼できる業者選びをしておくと安心かもしれませんね。