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管理員業務の仕事をご紹介!安心・安全を支える仕事とは?

2018-07-29
ビルメンテナンス
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管理員業務は縁の下の力持ち!安心・安全を支える仕事とは?

 

多くのマンションやオフィスビルには、「管理員」が常駐しています(日勤管理や巡回管理も有)。常駐の管理員は安心・安全を守るため、24時間・365日対応します。業務は多岐に渡り、まさに「縁の下の力持ち」と言える管理員業務、その仕事内容をご紹介します。

管理員業務とは?

「管理員」と聞くよりは、「管理人さん」の方が親近感を持つかもしれません。「管理人さん」は「管理員」のくだけた言い方ですので、同じ意味と捉えて問題ありません。

しかし、管理員業務は一般の人がイメージするより、ずっと多くの仕事をしています。また、管理員はマンションだけでなく、オフィスビルにも不可欠な存在です。人々の毎日をサポートする、管理員業務の具体的な中身をみていきましょう。

 

①窓口業務

管理員業務の代表的な仕事が、窓口業務です。管理員は、つねに一時受付としてあらゆる問い合わせや相談に応じなければいけません。管理員の態度は、そのままマンションやオフィスビルの対応として評価されます。

窓口業務は、来客者への応対はもちろん、入居者への配慮も必要です。宅配便の受付・受け渡し、共用部分の鍵管理、掲示物の張り出しなど、ホスピタリティのある応対が日々の暮らしを円滑に進めます。

しかし、窓口に持ち込まれる案件には苦情やトラブルもあります。例えば、隣人同士の騒音トラブル、ゴミ出しのマナー、ペットの飼育問題、違法駐車・駐輪などです。そういった時には、常に冷静で公平な態度をとり、その場を治めなければなりません。また、細かい相談では、排水溝の詰まり、電球の交換、空調設備の不調などを受け付けることになります。

このような様々な問い合わせに対応する管理員業務には、高いコミュニケーション能力が必要と言えます。

 

②立会業務

マンションやオフィスビルの代表として、いろいろな現場に立ち会うことも大切な仕事の1つです。

修繕工事などで外注業者が作業を行うときや、ゴミの搬出で業者が出入りするときには立ち会いを行います。また、敷地内で事故や事件が起こった場合も、立ち会わなければいけません。さらには、地震や台風などの災害、救急対応の現場にも立ち会う必要があります。

立会業務は、外注した作業が正しく履行されているかをチェックしたり、事故や事件、災害現場を第三者の冷静な目で確認したりする役割があります。

 

③点検業務

マンションやオフィスビルの安心・安全を守るため、日々の点検は最も重要な業務の1つです。建物内部はもちろん、建物周辺や屋上などを巡回して目視で点検を行います。具体的には、換気・給排水・エレベーターなどの設備が正常に稼働しているか、照明等の電気設備に異常はないかなどを確認します。

また、点検業務は防犯対策も兼ねています。無断駐車や駐輪をしている人がいないか、侵入者や挙動不審な人物がいないかを見て回ります。

 

④報告連絡業務

日々の出来事は、管理日誌に記録として書き留めます。配布した文書や掲示物を保管したり、各種届出や立会の結果を残したりすることも大切です。また定期的な報告のほかにも、マンションの入居者やビルの利用者から聞いた相談を管理会社やオーナーに、別途報告することもあります。

以上のような多岐に渡る業務に加え、館内・館外の簡単な清掃など、周辺サービスを行ったりすることもあります。常駐管理員業務は様々な案件に24時間365日体制で対応しており、現場の専門職とも言われています。

まとめ

私たちが暮らすマンションや勤務するオフィスビルで、何のトラブルもなく1日が終わるのは、管理員の仕事が行き届いているからかもしれません。何気ない日常の裏には、管理員の支えがあります。マンションやオフィスビルになくてはならない仕事、それが管理員業務なのです。

 

 

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